エントリーシートとは、企業が用意する応募書類のことで、書類選考の段階で応募者を選考する際に利用されます。
このエントリーシートを第一関門で突破することで、次の面接や筆記試験に進めるので、とても重要なものです。
企業ごとに、記載内容は異なりますが、自己PRやガクチカ、志望動機を記入することが主になっています。
エントリーシートは、応募者の価値観や人柄を知ることが出来る書類で、企業側がエントリーシートを読むことで、社風に適した人材かを採用者が求めるという目的があります。
エントリーシートを通過すると、書類だけでは分からない部分を、次の採用段階の「面接」や「筆記試験」で評価していきます。
突破できるエントリーシートを作成するために大事なポイントについておさえていきましょう。
エントリーシートと履歴書との違い
エントリーシートは企業側が、応募者の人柄を問われています。応募者がどういった人物であるか、どういった学生生活をしてきたかをエントリーシートで見極めます。志望動機や、自己PR、長所や能力、ガクチカでの活動内容で、入社後の活躍ぶりが期待できるかなどを探ります。
履歴書は、エントリーシートの内容と重複します。履歴書は限られたスペースでの記載となりますので、履歴書では、簡潔に書きますが、エントリーシートでは詳しく詳細に記入していきます。重複しますので、お互いに記載内容に違いが出ないように、統一させておきましょう。
エントリーシートによく問われる内容
よく問われる質問は、
①志望動機
②ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)
③自己PR
上記が一般的です。エントリーシートでは、履歴書における応募者の基本的な情報事項よりも、もっと詳細に踏み込んでいくので、自己アピールをするのに重要なものとなります。そのためにも、自己分析や、志望動機を引き出すための企業研究、就活の軸(自分の仕事や企業を選ぶ基準)は、エントリーシートを作る以前に、しっかりと認識しておく必要があります。
書き方のコツ
面接官が興味を持ち、目をひくものを作成するためにも、最低限の文章能力や、言葉の選び方、表現力、説得力がに加え、エントリーシートでは、文章の構成がポイントとなります。具体的には次のように、順序立てて、わかりやすく自分の考えが相手に伝わるように、そして、最後まで読んでもらえるような文章を論理立てて書いていきましょう。
①まず、書き出しは、「結論」を書く。
一目でわかりやすく、全体が理解しやすく、読み手を引きつけるように、簡潔に書きます。
↓
②結論に至った経緯や理由と、経験などのエピソードを具体的に書く。
具体的な取り組みや成果としての数値をあげるのも効果的。
↓
③上記から導かれた自分の強みを入社後どう活かせるか、入社後の展望や意欲を伝える
読み手の立場になって、イメージしやすく、わかりやすい文章を論理的に構成し、自分の伝えたいメッセージを書くことで、魅力的に工夫することも大事ですが、誤字脱字やわかりにくい表現や専門用語などは避けるといった基本的最低限のマナーは守りましょう。
まとめ
「あなたらしさ」という人柄を面接官は、エントリーシートを通して評価しています。
わかりやすく見やすさを読み手側には配慮し、「この応募者に会いたい」と思わせるようなエントリーシートを作成しましょう。
書く内容よりも、書き方を重視し、読み手が最後まで読んでもらえるように意識しましょう。
自分で書いたものを、周りの友人や知人に見てもらい、客観的な視点からアドバイスをもらうのも、読み手の立場を理解する手段となりますのでおすすめですね!
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