できれば、これからインターンシップや就活を始める前に、有利でしかも将来、自分に役立つ資格を、時間のある学生のうちに取得することをおすすめします。
履歴書やエントリーシートには、資格を記入する項目があり、選考の際にアピールの武器となります。
志望する企業や業種によっては、特定の資格が必要だったり、資格を保持していることで、給与に資格手当というものが上乗せされたりします。学生のうちに取得することで、企業にも一目置かれます。
時間をかけて勉強して、資格として得られた知識や技術は、自分の財産になるでしょう。
これから就活を進めていくみなさんに、ぜひ持っておくと良い資格についてご紹介していきます!!
金融知識の資格は特に有利
お金に関する資格として、FP(ファイナンシャルプランナー)と簿記は最もおすすめする代表的な資格です。
FPとは?
人生におけるさまざまな場面でのお金の動きについてアドバイスをする専門家です。金融関係の業種、例えば、銀行や保険会社、住宅メーカーなどの業界では必要とされる資格となります。仕事だけでなく、自分自身のライフプランに家計の知識が役立つので、生涯にわたり、自分にとって魅力的な資格といえるでしょう。
簿記とは?
企業の経理や会計、利益などの経済の基礎知識となる資格です。経済学部の学生さんは大学のカリキュラムで取得している方もいるかもしれませんが、経済学部の学生さんに限らず、他学部の学生さんでも、簿記取得は、社会人になったとき、企業のお金の流れを把握できるビジネスに必要な経理知識となるので、業務において実務としてかなり役立ちます。
これからのDX時代に
今後、どんどん急速にDX化が進み、DX人材における資格として、情報関連のスキルが必要な時代となってきています。
そのなかでも情報セキュリティマネジメントという資格は、この先、人材需要が増えていくと思われます。
業界問わず、企業内外で情報セキュリティは重要度が高く、また国家資格ですので、信頼性の高い資格といえます。
資格取得は早めにスタートをするべし!
インターンシップや就活が始まると、なかなか時間がとれないのが実情。資格取得を考えているのであれば、その資格にどのくらいの時間を費やすのかを把握し、勉強や受験を含めたスケジュールを立て、活動前にできるだけ早い段階から、取りくんでおくことが大切です。
エントリーシートや履歴書に資格をアピールでき、また資格取得に至った経緯などを、自己PRで取り上げることも効果的かもしれませんね。資格に向けて頑張ってきたことは、一つのことを突き進むといった継続力とみなされますし、コツコツと取り組んできた姿勢は、忍耐力とも受け取られるでしょう。また、資格をもっていることで、自分が企業にどれだけ貢献できるかといった即戦力のアピールに繋がります。
他の就活生徒と差をつけられるよう、資格取得という武器を手に、採用に左右される大きなポイントをしっかりおさえておきましょう。